注文住宅では工務店やハウスメーカーなどに間取りを任せてしまわず、施主自信がしっかりとしたイメージを持たなくてはなりません。その為には、見積もりをしっかりと取る必要があります。良い方法は複数の業者に相見積もりを出してもらうことです。他社と比較することで、その注文住宅の価格が妥当がどうかが判断できます。
そして相見積もりを取ると伝えておくことで、業者の方も真剣に考えてくれます。相見積もりの見方ですが、個々の単価ではなくトータルの金額を比較します。この時、施主の希望が反映されているかどうかも確認してください。業者が施主の話をきちんと聞いていたかどうかもこれで分かります。
また、注文住宅を建てる為に組むローンですが、月々の返済額を第一に考慮しなくてはなりません。何か不測の事態が起きても、無理せずに返済できる予算を考えます。無理をしたことで出る弊害や収入の減少などもないとは言い切れません。それから、建てた後に出る支出として、不要となる支出と新たに発生する支出を計算します。
不要となる支出とは現在払っているアパートやマンションの家賃や管理費・修繕費・駐車場代などがあげられます。新たに発生する支出は家を建てた後に定期的に発生する支出をいい、固定資産税や車で通勤される場合のガソリン代、町内会費用などです。これらを不要をプラスを新たな支出をマイナスとして計算をし、月々の支払額を計算します。最後に住宅ローンは年収の20%から25%が良いといわれ、頭金は多いほど利子が少なくなり、完済期間が短くなります。