注文住宅を建てたいと考え始めたら、漠然とした計画を立てるのではなく資金面でどの程度の返済になるのかをきちんとシミュレーションしてみることが大事です。シミュレーションしてみると分かりますが、注文住宅の返済額はかなり高額になることが多いので、現在賃貸で暮らしていて家賃が高いと感じていても、それ以上の出費になる可能性があります。返済額が大きくなれば月々のやりくりも大変になりますので、まずは自己資金を増やしてローンの借入額を減らせるように計画を立てることが大切です。資金計画を立ててみると、注文住宅にかけられるおおよその費用が見えてきます。
費用が見えてきたら、次は住みたい家を具体的に考えるのですが、その際に役立つのが工務店やハウスメーカー、設計事務所等が公開している情報です。土地の価格をリサーチしながら物件についての情報も集め、見学会等にも参加するとイメージがふくらみます。間取りや外観、設備を決めていく時にはたくさんの情報を持っていた方が良いので情報収集をしっかりと行って、お金かける部分とコストをカットできる部分の切り分けを行いましょう。平均的な注文住宅の購入額は4千万円台後半です。
地域によって土地代にはかなりの差がありますので、当然トータル金額にも地域差がありますが、いずれにしても大きな金額が動きます。自己資金の割合は3割程度が多く、7割を住宅ローンで借りて購入しているご家庭が多いようです。